微生物検査

微生物モニタリングサービスについて

動物実験センターでは、東北大学の飼養保管施設を対象にマウス・ラットの微生物モニタリングサービスを安価に行っています。また、公益財団法人 実験動物中央研究所とタイアップすることにより検査精度の向上を図っています。

利用内規および料金改定が、2017年9月12日をもって施行されました。
2017年4月1日検査実施分から改定後の検査費用が適用となります。

PDF 微生物モニタリング内規
PDF 改定後検査料金表
PDF 検査料金比較表

微生物モニタリングの意義と目的

近年は、実験動物のSPF化が進み、飼育環境も整備されてきたことから、発症を伴う激しい感染症は影をひそめ、症状を示さないいわゆる不顕性感染を受けた動物が問題となってきました。不顕性感染は、実験処置により顕在化することがあり、実験成績を誤らせる大きな原因となります。また、病原体に感染した動物を知らずに飼育していることは周囲の清浄動物に対する汚染源としてもっとも危険であり、気がついたときにはもはや取り返しのつかない事態になっていることもあります。これらのことを未然に防ぐためには実験動物を特定の検査項目について定期的に検査し、感染した動物を摘発することが必要です。

微生物モニタリング検査

実施内容

・検査対応動物種:マウス・ラット
・定期検査(年4回)

検査内容:コアセットA~D(年4回実施推奨)
     コアセットE(年1回実施推奨)

・不定期検査(随時)

検査内容:コアセットA~E

・項目

コアセットA~E
コアセット以外の検査は別途御相談ください。

コアセットについて:コアセットとは検査項目のなかでも受検を推奨する項目をまとめたセットであり、実験動物中央研究所のコアセットに準拠しています。詳細については検査項目および料金一覧をご覧ください。
PDF検査項目および料金一覧

※動物実験センターでは、検査項目に関する概略やカテゴリー分類等は実験動物中央研究所に準じておりますので、
下記のサイトをご覧ください。
LINKhttp://www.iclasmonic.jp/microbiology/inspection/mouse.html

検査方法

<培養検査>

平板寒天培地による培養。
培養後、陽性の疑いのあるコロニーは純粋培養を行い、生化学性状同定キットによるスクリーニングを行います。スクリーニングで陽性が出た時は、実験動物中央研究所に送って確定診断をしてもらいます。

<血清検査>

『モニライザ』®ⅣA  96ウェルを使用します。
LINKhttp://www.iclasmonic.jp/microbiology/monilisa.html
血清検査はモニライザを使用してスクリーニング検査を行い、
陽性反応が出た場合は確定検査を実験動物中央研究所に依頼します。

<鏡検>

各臓器からの採材と肛門のセロハンテープ法によるぎょう虫卵検査。
十二指腸、盲腸内容物、肛門周囲、外部寄生虫の顕微鏡を使用して確認します。
動物実験センターの検査で陽性の判断をします。

<剖検・状態チェック>

モニター動物の状態のチェックおよび解剖を行い、病変等の確認を行います。
感染症を疑う病変が見つかった場合は、実験動物中央研究所に病理検査を依頼します。

検査依頼から結果報告・支払いまでの流れ

<検査依頼>

・定期検査依頼の場合:各期(年4回Ⅰ~Ⅳ期)の申込み時期にお申込みください。
検査日程はこちら

お申込み時期になりましたら、各部局からモニタリングサービス開始の御連絡が届くと思います。
動物実験センターのホームページにも開始の連絡を載せます。

・不定期検査依頼の場合:随時お申込みください。
検査実施時期については、相談のうえ決定します。

・申込書にて支払い財源の確認をいたします。外部資金を使用する場合は事前に支払の可否について確認してください。

<検査実施>

・モニター動物を検査日時に動物実験センターに搬入してください。
PDFモニター動物について
PDF搬入時の注意点

・血清検査については自前での採血、ぎょう虫卵検査については自前での採材が可能です。
PDF採材方法および送付先
PDFぎょう虫卵検査

<検査結果>

血清・培養検査の場合は動物実験センターの検査で結果が陰性の場合は、陰性と判断します。
陽性になった場合には、実験動物中央研究所に送付し確定検査を行います。
両検査で陽性と判定されて初めて「陽性」となります。
鏡検の場合は、動物実験センターでの検査結果が確定結果となります。
検査結果は、書面にて通知いたします。検査結果及び個人情報は、検査依頼をされた担当者以外には開示いたしません。しかし、各データを匿名化後に全データを取り纏めて発表することがありますが、ご了解ください。

<支払いについて>

検査結果を書面で通知する際に、料金通知書兼支払財源確認書を同封いたします。
料金通知書兼支払財源確認書には、確定した支払料金と申込書に記載のあった支払財源が記載されています。
もし、支払財源に訂正がある場合は、料金通知書兼支払財源確認書の記載を訂正してください。
支払料金および財源確認後に、確認書に日付と責任者のサインを記載し、学内便にて返送してください。
こちらの書類をもって金額と支払い財源の決定とし、経理処理を行います。
尚、4~12月と1~3月では使用できる支払財源が異なりますので、ご注意願います。また、支払請求は検査実施期間後となるため、請求が3ヶ月後となりますのでご了承願います。
詳細については、料金処理スケジュールをご確認ください。
PDF料金処理スケジュール

サポート体制

万一感染が見つかった場合は、貴施設の飼育管理方法の改善について動物実験センターにて助言・支援を行い、感染の収束までサポートを行います。
また、収束後も再発確認等の検査依頼を受付けますので、ご相談ください。

外部検査機関

下記の機関でも微生物検査を行っております。

公益財団法人 実験動物中央研究所ICLAS Monitoring Center
LINKhttp://www.iclasmonic.jp/
LINK検査依頼について

日本チャールス・リバー株式会社
LINKhttp://www.crj.co.jp/
LINK微生物モニタリングサービス

2017年度 微生物モニタリング定期検査年間予定について

定期検査については下記の年間予定表に沿って実施いたしますが、前後する可能性もございますので、
各部局からのお知らせや動物実験センターからのお知らせを御確認願います。

モニタリング年間予定表

2017年度第Ⅱ期定期検査日程

受付期間:7月3日~7月28日 Excel 申込書

※受付が済みましたら検査実施日の日程調整を行いますので、
動物実験センターから送付される日程調整表にご記入のうえ、返送をお願いします。
受付期間に入りましたら動物実験センターから日程調整表を送りますので、ご記入のうえ返送をお願いします。

検査実施期間:8月21日~9月22日

※上記の期間は予定ですので検査実施期間前後の実施希望についてはご相談ください。

報告期間:9月1日~9月30日

【問い合わせ・相談窓口】

東北大学動物実験センター
Tel 022-717-8744 Fax 022-717-8745
E-mail:yayoi.yoshida.d1@tohoku.ac.jp(担当 吉田)


INSTITUTIONAL ANIMAL CARE AND USE COMMITTEE TOHOKU UNIVERSITY